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十五夜

稜線が朱に泥む頃




三々五々集まり出す面々




ささやかな宴の支度は整った








蜩がまだ鳴いている山の端で




眠る横顔を見ながら




ほんの少しだけの過去を振り返る






一時間前



三時間前



五時間前





無邪気な笑顔



拗ねた顔



遠くを見る横顔







畔には彼岸花



堪えた涙が



鼻の奥でつんとする









日が暮れて浮かぶ銀盆を




車窓から眺めながら






梢に腰掛けるあの娘に




精一杯の祝福を祈った






せめて



宴が終わるまでと
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1. まやかしと天上の花

月光浴をしてきたばかりなので、内容がじんわりと沁みます。
陰影の強い情景に、思う存分浸ることができました。
彼岸花の花言葉のひとつは『また会う日をたのしみに』だそうで。
今日も満腹です。ありがとうございました~。

2. まやかしと天上の花 ああ咲きましたね

>茨木童子さん

陰影

嬉しいお言葉の返杯

ありがたく頂戴いたしました
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