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川辺の追憶

とは言え



海に近いから



潮が満ちる時間には



下流から上流へ



嵩を増して行く





海鳥までもが



車が行き交う



橋の欄干に羽根を止め



水面を覗いている








向こう岸の違う学校の子供らと



石を投げ合った



ほとんど届くことはなく



「ば~~~か ば~~~か」



などと他愛もない声だけが行き交っていた





ある日



少し大きな少年が投げた石が



私の顔に当たった



蹲った私の姿に一瞬皆が言葉を失った



向こう岸の子供らも動かなくなった






目に入る血が鬱陶しいだけで



痛みなんかは感じなかった






立ち上がった私は



なりふり構わず



掴めるだけの石を掴んでは



「ばかばかばか!」と叫びながら



向こう岸に向かって投げ続けた









もちろん



全て



川に



飲み込まれていったけれど




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非公開コメント

1. 無題

あーあ。可哀想に。

興奮すると、真っ直ぐ飛ばないのよね~。

2. 今でも

>それから、ひめこさん

その時の傷が


目の下に残ってますよ
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